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著者:庄司 優 公開日:2025/8/5 03:28

説明会で流す採用動画が“眠い”と言われる理由|採用担当が見直すべき3つのポイント

🎬 はじめに:説明会で流す採用動画、なぜ“眠い”と言われてしまうのか?

「せっかく外注して作った採用動画なのに、学生の反応がイマイチ…」
「説明会後アンケートで、“動画が眠かった”と書かれた…」

採用担当としては、かなりショックな一言です。しかし安心してください。これは多くの企業が抱える共通の悩みです。

今の学生はTikTokやYouTubeなどで1秒単位で情報を取捨選択しています。
そんな彼らが、単調で長い動画を見たらどうなるか?
答えは簡単。集中力は一瞬で切れてしまいます


1. 学生が採用動画に求めているものは“リアル”

就職みらい研究所の調査(就職白書2024)によると、学生が企業選びの際に重視する情報は「仕事内容」「働く人の雰囲気」「社風」が上位に挙がっています。

また、Indeed Japanのアンケート(2023年)では、7割以上の学生が「動画で社員のリアルな声を聞きたい」と回答しています。

学生が採用動画に求める要素(複数回答)

順位

見たい内容

学生の要望の傾向

1位

仕事紹介・1日の流れ

働く姿を具体的にイメージしたい

2位

職場の雰囲気

実際の空間や人間関係が伝わる映像が欲しい

3位

生の声(若手〜中堅社員)

台本ではない自然な本音を知りたい

(出典:就職みらい研究所「就職白書2024」/Indeed Japan「学生の採用動画視聴意識調査2023」)


2. 採用動画は効果大!ただし“形式”を間違えると逆効果に

リクルートワークス研究所のレポートによれば、採用動画を活用した企業は説明会満足度が平均で15%向上し、応募率も高まる傾向が確認されています。

一方で、動画の内容が学生のニーズとズレていると「眠い」「印象に残らない」という評価が増えることも明らかになっています。
つまり、動画自体は有効だが、作り方次第でプラスにもマイナスにもなるのです。


3. 現場の声:採用担当や学生からのリアルなコメント

「長尺で同じカットが続くだけで、学生が集中していないのがすぐ分かりました」
— 若手採用担当者(メーカー人事)

「社員の自然な会話を取り入れた短尺動画に変えたら、説明会後の質問数が20%増えました」
— 採用担当(IT企業)

「プロに依頼して編集テンポを改善しただけで“眠い”という声がゼロに」
— 採用責任者(商社)


4. “眠い”と言われる原因をデータで深堀り

原因1:情報過多でストーリー性がない

→ 会社沿革や制度の羅列は、学生にとって退屈。

原因2:出演社員の熱量が伝わらない

→ 棒読みインタビューは逆効果。本音と表情が必要。

原因3:映像表現が単調・長尺

→ HR総研の調査では、学生が集中して視聴できる時間は3分以内が最多
(出典:HR総研「就職活動における動画視聴傾向調査2023」)


5. 改善策:眠くならない動画を作るための3つのポイント

✅ メッセージ設計:1本1メッセージに絞る

説明会動画は特に「仕事紹介」や「1日の流れ」に焦点を絞ることで、学生の記憶に残りやすくなります。
ノーテッドの調査では、1分〜3分未満で58.7%、5分未満で81.8%が中断して視聴をやめたという結果もあります。

✅ 社員起用:熱量を引き出すインタビューを

社員インタビューでは、雑談的な会話から始めて自然なリアクションを引き出すのがコツ。
「社員の生き生きした姿」に印象を持った学生は21.2%に及び、志望度アップと密接に関連します。

✅ 編集・演出:テンポ・リズム重視

テンポよく画が切り替わる(例:3秒ルール)、テロップ・BGM・グラフィックを活用して視聴継続を促します。
動画の情報伝達は文字の数千倍とも言われ、記憶定着にも強い効果を発揮します。


6. チェックリスト:制作前/説明会前に確認すべき10項目

チェック項目

内容

1. 動画尺は3分以内か?

学生の58%以上が3分以内で視聴を中断。

2. 主メッセージは明確か?

メインテーマがあいまいだと志望度が上がらない。

3. 働く様子が中心か?

仕事内容や1日の流れが76%以上の学生に好まれる。

4. 棒読みではないか?

自然なインタビュー形式で共感を引き出す。

5. 映像演出に工夫があるか?

3秒ごとのカット割り・テロップ・音楽で飽きさせない。

6. 明るいリアルな雰囲気が出ているか?

Z世代は“リアル感”を重視する。

7. SNS向け縦型尺も準備しているか?

TikTok/Instagramリールでライトに伝える。

8. 説明会後の導線は設計されているか?

「お問い合わせ」やエントリーボタンへの誘導設計。

9. 他動画と比較できるPDCAを回せるか?

視聴データやアンケート結果を収集し改善する。

10. 内製と外注のバランスは最適か?

クオリティとコストのバランスを検討。


7. 成功事例:学生反応が変わった改善アプローチ

🎥 成功事例①:短尺→説明集中アップ

「長尺×字幕のみ動画」を見直し、1日密着+社員本音インタビューの短尺に変更。説明会後の学生アンケートで、集中率が20%アップ

🎥 成功事例②:縦型SNS配信で母数拡大

TikTokやInstagramリールで縦型1分動画を配信。視聴数が倍になり、説明会参加率も増加。

🎥 成功事例③:再利用で工数削減と統一感

制作した動画を社内研修や説明会でストック活用。年間を通じて説明部署の工数が削減され、説明品質も均一化。


8. まとめ:眠い動画を脱却するには?

学生は「かっこいい動画」より「リアルな動画」に反応します。
採用動画を作るときは、

  • 伝えるメッセージを1つに絞る

  • 社員の自然な声と表情を入れる

  • テンポ良く飽きさせない編集

この3つを押さえるだけで、説明会の空気は変わります。


9. まずは自社の動画を見直してみませんか?

「今の動画がどう見られているか不安…」
「改善点が分からない…」

そんなときは、動画制作のプロに相談するのが一番早いです。

トラストスタジオでは、学生の心を掴む密着型・座談会型・SNSショート型など
眠くならない採用動画を多数制作しています。
お気軽にお問い合わせください。

この記事の著者

庄司 優

株式会社トラストスタジオ代表取締役。映像ディレクター。採用動画や企業のYouTube活用に関する情報を発信中。

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