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著者:庄司 優 公開日:2025/8/8 05:16

採用動画のNG例と改善策|内定辞退につながる違和感を防ぐ

はじめに:「応募はあるのに、なぜ辞退される?」

リクルートワークス研究所の調査(2024年)や、マイナビの学生就職モニター調査によれば、 ✅ 内定辞退の理由は「他社の方が魅力的だった」「社風が合わない気がした」など、“なんとなくの違和感”が多く挙げられています。

この“なんとなく”の正体は、実は企業側が軽視しがちな説明会や採用動画での印象に潜んでいるのです。

特にmoovyの調査では、企業説明動画の印象が「応募意思」に強く影響するという結果も出ており、 ✅ 採用動画はもはや単なる雰囲気紹介ツールではなく、志望動機や辞退判断に直結するファクターになっています。

人事担当者として、こんな経験はありませんか?

  • 採用サイトもリニューアルした

  • 応募数は安定してきた

  • 書類選考・面接も順調

でも、最終的に辞退されてしまう…。

給与や勤務地の条件で選ばれるのは当然としても、
「なぜうちだけ…?」「何か見落としてる…?」と、違和感を抱えていませんか?

実はその答え、採用動画の中にあるかもしれません。


内定辞退の本当の理由は「動画で感じた違和感」?

企業説明会で使用する採用動画。
あなたの会社でも、こんな風に使っていませんか?

  • 採用サイトや会社説明会のオープニングで流す

  • 動画共有で“会社の雰囲気”を伝える

  • 社員インタビューで“魅力”を語る

これら自体は素晴らしい取り組みです。
しかし、それが「逆効果」になっているケースも少なくありません。

たとえば…

  • 🎥 動画がキラキラしすぎて、現実感がない

  • 🗣️ インタビューが台本臭くて“本音”が伝わらない

  • 🧑‍💼 登場人物が役職者ばかりで“自分の未来”を想像できない

このような違和感が、「なんか違うかも…」という小さな引っかかりになり、
最終的には内定辞退につながってしまうのです。


採用動画は“会社の顔”。だからこそ怖い

採用動画は、企業側から見れば「伝えるツール」。
でも、学生や求職者にとっては、✅ **「企業をジャッジする材料」**です。

たった3分の動画でも、以下のように受け止められています:

動画の内容

候補者の受け取り方

豪華なオフィス・おしゃれなBGM

「本当にここまで自由に働けるの?」

全員が笑顔で“入社して良かった”

「本音が見えない…裏がありそう」

上司・社長の熱いメッセージ中心

「現場の声がなくて不安…」

この「ズレ」に気づかず動画を使い続けることは、
“会社の魅力を伝えているつもり”で、実は“候補者を遠ざけている”かもしれないのです。


よくある「採用動画NG例」と、その改善策

❌ NG1:演出過剰なキラキラ系

  • 内容:映像美・音楽重視でCMのような編集

  • 問題点:リアルさがなく、現実とのギャップで不信感を招く

  • ✅ 改善策:リアルな1日密着や、実際の社内会話を取り入れる


❌ NG2:登場人物が上層部ばかり

  • 内容:社長・部長が企業理念を語る

  • 問題点:現場の雰囲気や働き方が見えない

  • ✅ 改善策:入社1〜3年目の若手社員の「リアルな声」を中心に構成


❌ NG3:「とにかく応募数を増やしたい」動画

  • 内容:誰にでもウケそうな構成にする(万人受け狙い)

  • 問題点:結局“誰にも刺さらない”動画になる/辞退率が高くなる

  • ✅ 改善策:ペルソナを明確にした“選ばれるため”ではなく“選ぶため”の動画設計に


採用動画で内定辞退を防ぐためのチェックポイント

  • 自然な言葉で話しているか?(台本感がない)

  • 入社後のギャップ・リアルな変化に触れているか?

  • 現場の空気感や人間関係が映っているか?

  • 過剰な演出で“盛りすぎ”になっていないか?

  • 長すぎず、テンポよくまとまっているか?(3〜5分)

この5つを押さえるだけでも、動画による“辞退リスク”はグッと下げられます。


🎤 お客様の声(一部抜粋)

🏢「出演交渉が大変かと思いましたが、現場との橋渡しもスムーズで、完成した動画が社内外でとても好評でした」
─ 製造業・人事担当者様

🏢「“動画でこの人の話が刺さった”と学生から言われて、面談がグッとラクになった」
─ 不動産・新卒採用責任者様


❓ よくあるご質問

Q. 社員が出演を嫌がっています。どうしたら?
🟡 A. 無理に出演させることなく、ナレーションや手元・会話風景など、出演しなくても“伝わる工夫”をご提案します。

Q. どんな動画構成がいいのかわかりません。
🟡 A. ご安心ください。ターゲットや説明会の用途に応じて、構成から伴走いたします。

Q. まずは話だけでも聞きたいのですが…
🟡 A. もちろん大歓迎です!「辞退率が気になる」「社員の出演が難しい」など、現状を踏まえてご提案いたします。


📩 まずは“相談”から始めませんか?

採用動画は、応募者の第一印象だけでなく、内定承諾の最後の決め手にもなります。

「辞退を減らしたい」「合う人にだけ届く動画を作りたい」
そう感じたら、まずは私たちにご相談ください。

👉 採用動画の無料相談はこちら(※フォームU学生が採用動画に求める要素(複数回答)

順位

見たい内容

学生の要望の傾向

1位

仕事紹介・1日の流れ

働く姿を具体的にイメージしたい

2位

職場の雰囲気

実際の空間や人間関係が伝わる映像が欲しい

3位

生の声(若手〜中堅社員)

台本ではない自然な本音を知りたい

(出典:就職みらい研究所「就職白書2024」/Indeed Japan「学生の採用動画視聴意識調査2023」)


2. 採用動画は効果大!ただし“形式”を間違えると逆効果に

リクルートワークス研究所のレポートによれば、採用動画を活用した企業は説明会満足度が平均で15%向上し、応募率も高まる傾向が確認されています。

一方で、動画の内容が学生のニーズとズレていると「眠い」「印象に残らない」という評価が増えることも明らかになっています。
つまり、動画自体は有効だが、作り方次第でプラスにもマイナスにもなるのです。


3. 現場の声:採用担当や学生からのリアルなコメント

「長尺で同じカットが続くだけで、学生が集中していないのがすぐ分かりました」
— 若手採用担当者(メーカー人事)

「社員の自然な会話を取り入れた短尺動画に変えたら、説明会後の質問数が20%増えました」
— 採用担当(IT企業)

「プロに依頼して編集テンポを改善しただけで“眠い”という声がゼロに」
— 採用責任者(商社)


4. “眠い”と言われる原因をデータで深堀り

原因1:情報過多でストーリー性がない

→ 会社沿革や制度の羅列は、学生にとって退屈。

原因2:出演社員の熱量が伝わらない

→ 棒読みインタビューは逆効果。本音と表情が必要。

原因3:映像表現が単調・長尺

→ HR総研の調査では、学生が集中して視聴できる時間は3分以内が最多
(出典:HR総研「就職活動における動画視聴傾向調査2023」)


5. 改善策:眠くならない動画を作るための3つのポイント

✅ メッセージ設計:1本1メッセージに絞る

説明会動画は特に「仕事紹介」や「1日の流れ」に焦点を絞ることで、学生の記憶に残りやすくなります。
ノーテッドの調査では、1分〜3分未満で58.7%、5分未満で81.8%が中断して視聴をやめたという結果もあります。

✅ 社員起用:熱量を引き出すインタビューを

社員インタビューでは、雑談的な会話から始めて自然なリアクションを引き出すのがコツ。
「社員の生き生きした姿」に印象を持った学生は21.2%に及び、志望度アップと密接に関連します。

✅ 編集・演出:テンポ・リズム重視

テンポよく画が切り替わる(例:3秒ルール)、テロップ・BGM・グラフィックを活用して視聴継続を促します。
動画の情報伝達は文字の数千倍とも言われ、記憶定着にも強い効果を発揮します。


6. チェックリスト:制作前/説明会前に確認すべき10項目

チェック項目

内容

1. 動画尺は3分以内か?

学生の58%以上が3分以内で視聴を中断。

2. 主メッセージは明確か?

メインテーマがあいまいだと志望度が上がらない。

3. 働く様子が中心か?

仕事内容や1日の流れが76%以上の学生に好まれる。

4. 棒読みではないか?

自然なインタビュー形式で共感を引き出す。

5. 映像演出に工夫があるか?

3秒ごとのカット割り・テロップ・音楽で飽きさせない。

6. 明るいリアルな雰囲気が出ているか?

Z世代は“リアル感”を重視する。

7. SNS向け縦型尺も準備しているか?

TikTok/Instagramリールでライトに伝える。

8. 説明会後の導線は設計されているか?

「お問い合わせ」やエントリーボタンへの誘導設計。

9. 他動画と比較できるPDCAを回せるか?

視聴データやアンケート結果を収集し改善する。

10. 内製と外注のバランスは最適か?

クオリティとコストのバランスを検討。


7. 成功事例:学生反応が変わった改善アプローチ

🎥 成功事例①:短尺→説明集中アップ

「長尺×字幕のみ動画」を見直し、1日密着+社員本音インタビューの短尺に変更。説明会後の学生アンケートで、集中率が20%アップ

🎥 成功事例②:縦型SNS配信で母数拡大

TikTokやInstagramリールで縦型1分動画を配信。視聴数が倍になり、説明会参加率も増加。

🎥 成功事例③:再利用で工数削減と統一感

制作した動画を社内研修や説明会でストック活用。年間を通じて説明部署の工数が削減され、説明品質も均一化。


8. まとめ:眠い動画を脱却するには?

学生は「かっこいい動画」より「リアルな動画」に反応します。
採用動画を作るときは、

  • 伝えるメッセージを1つに絞る

  • 社員の自然な声と表情を入れる

  • テンポ良く飽きさせない編集

この3つを押さえるだけで、説明会の空気は変わります。


9. まずは自社の動画を見直してみませんか?

「今の動画がどう見られているか不安…」
「改善点が分からない…」

そんなときは、動画制作のプロに相談するのが一番早いです。

トラストスタジオでは、学生の心を掴む密着型・座談会型・SNSショート型など
眠くならない採用動画を多数制作しています。
お気軽にお問い合わせください。

この記事の著者

庄司 優

株式会社トラストスタジオ代表取締役。映像ディレクター。採用動画や企業のYouTube活用に関する情報を発信中。

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