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著者:庄司 優 公開日:2025/11/25 03:56
【知らないと損!】動画制作の“ディレクション費”とは? プロが裏側まで解説する「本当に必要な理由」と「企業担当者が押さえるべきポイント」

この記事の冒頭には、
「ディレクション費って何をしてくれる費用なの?」
という疑問に答える YouTube解説動画 を掲載しています。
動画では、トラストスタジオの庄司が、
・見積もりでよく見る“ディレクション費”の役割
・企業の担当者が迷いやすいポイント
・現場で実際に行っている判断や作業
を、実例を交えながら分かりやすく説明しています。
初めて動画制作を発注する方でも理解しやすい内容になっていますので、
記事を読み進める前に まず動画で全体像をつかんでもらうのがおすすめです。
- ■ なぜ“ディレクション費”で迷うのか
- 1. プロジェクト全体の設計(動画成功の8割が決まる部分)
- ● 最初の“目的の言語化”が曖昧だと、すべてがズレる
- ● 誰に見せる動画なのか?ターゲット設定
- ● ストーリーの順番は企業が想像しているのと違う
- ● 撮影素材の“設計図”をつくる
- ● 想定外が起きても成立する“リスク設計”
- ▼ 企業担当者が“目的設計”で準備しておくとよいこと
- 2. 撮影当日の進行と判断(動画の“空気”をつくる仕事)
- ● 現場で最も大切なのは“空気づくり”
- ● インタビューは“質問”ではなく“導線づくり”
- ● 撮影現場は“秒単位の判断”の連続
- 3. 編集工程の調整(動画の印象が決まる工程)
- ● 編集者は“企業の背景”を知らない
- ● 1カットの選び方で会社の印象が変わる
- ▼ 企業側が編集段階で見るべきポイントは3つ
- 4. 最終判断と品質保証(見えないけれど最も重要)
- ● 私たちが最終チェックで見ていること
- ■ まとめ
- ■ お問い合わせ
■ なぜ“ディレクション費”で迷うのか
動画制作の見積もりを見たとき、企業の担当者から特によく挙がるのが次の悩みです。
・撮影費や編集費はイメージできるけど、ディレクション費だけ内容が見えない
・会社によって説明も金額もバラバラで判断できない
・削れば安くなりそうだけど、それで本当に問題ない?
・結局、何をしてくれる費用なのか分からない
結論として、
ディレクション費は“動画が目的どおりに仕上がるかどうか”を決める最重要の費用です。
この理解が浅いまま制作が進むと、完成した動画が本来の目的を果たさない可能性が高まります。
1. プロジェクト全体の設計(動画成功の8割が決まる部分)
動画内でも触れていますが、ディレクションとは
「初回打ち合わせから撮影、編集、納品まで全体の流れを設計・統括する役割」
のことです。
ただし、実際の現場でのディレクションは、その一言では収まりきらないほど重要で深い工程です。
● 最初の“目的の言語化”が曖昧だと、すべてがズレる
企業の担当者が最初にやりがちな落とし穴があります。
・目的を広げすぎてしまう
・複数の目的を並べて優先順位が曖昧
・「とりあえず良い動画を作りたい」で終わってしまう
例えば、同じ“採用動画”でも…
・応募数を増やしたい
・社風を伝えたい
・ミスマッチを減らしたい
・若手の成長環境を見せたい
これらは一見似ていますが、必要な構成や撮影内容、編集方針は全く異なります。
そのため、まず最初に
“目的を1行で言える状態”
まで整理するところからスタートします。
● 誰に見せる動画なのか?ターゲット設定
動画制作が失敗する原因として多いのが、
「ターゲットが曖昧なまま撮影に入る」ことです。
・新卒
・中途
・未経験
・経験者
・オフィス職
・現場職
ターゲットが変われば「刺さる言葉」も「映すべき場面」もまったく変わります。
私たちは、ターゲットに合わせて
“視聴者が迷わず理解できる構成”
に翻訳していきます。
● ストーリーの順番は企業が想像しているのと違う
企業が伝えたい順番と、視聴者が理解しやすい順番は別物です。
企業視点:
「理念 → 事業内容 → 職場紹介 → インタビュー」
視聴者視点:
「どんな仕事? → どんな人? → 雰囲気は? → 自分が働くイメージ」
この“順番のズレ”を整えるのが、私たちが行うストーリー設計です。
● 撮影素材の“設計図”をつくる
動画制作には大きく3種類の素材があります。
・Aロール(インタビュー)
・Bロール(仕事風景)
・環境カット(オフィスや現場の雰囲気)
目的によって、この「量」も「質」も変わります。
例えば…
・ミスマッチ防止 → “リアルさ”を出すシーンが必須
・応募数UP → “魅力的に見える瞬間”を多めに
単に「素材を撮る」ではなく、
“目的に必要な素材だけを漏れなく揃える”
のがディレクションの役割です。
● 想定外が起きても成立する“リスク設計”
動画制作では想定外が必ず発生します。
・急に人が集まらない
・現場が使えない
・天気が悪い
・時間が押す
そこで私たちは最初から
“最悪の状況でも成立する撮影設計”
を準備しています。
企業側にとって見えにくい部分ですが、実は最も価値があります。
▼ 企業担当者が“目的設計”で準備しておくとよいこと
● 目的を1行でまとめる
● ターゲットをひとつに絞る
● 伝えたいポイントを3つ以内にする
● 社内で方向性を揃えておく
● 初回打ち合わせで完璧に決めなくてよい(こちらで整理します)
2. 撮影当日の進行と判断(動画の“空気”をつくる仕事)
動画内でも伝えていますが、撮影当日のディレクションは
“その場の空気ごと映像のクオリティを決める”
非常に重要な工程です。
ここではさらに深く説明します。
● 現場で最も大切なのは“空気づくり”
カメラを向けられると、多くの人は緊張します。
・表情が固くなる
・言葉が浅くなる
・普段どおりに話せない
この状態では魅力が半減します。
そのため、私たちディレクターは撮影の合間に
・緊張をほぐす会話
・話しやすい順番の調整
・自然体を引き出す声がけ
を行い、「話しやすい空気」を意図的につくります。
● インタビューは“質問”ではなく“導線づくり”
企業側から「質問リストをください」と言われることがよくありますが、
本当に大切なのは質問そのものではありません。
重要なのは
“自然と深い話が出る流れ” です。
たとえば…
NG)「会社の魅力を教えてください」
OK)「入社前と入社後で、一番ギャップがあった部分は?」
質問の質が変わるだけで、話の深さも自然さも大きく変わります。
● 撮影現場は“秒単位の判断”の連続
撮影中、ディレクターは次々と判断しています。
・立ち位置
・光の当たり方
・背景の整理
・話す順番
・構図
・音の状況
・話し手のメンタル・緊張度
企業担当者がこれらを同時に判断するのは現実的ではありません。
動画内でも“現場が混乱すると運動会のようになる”と触れていますが、
これは本当にその通りです。
3. 編集工程の調整(動画の印象が決まる工程)
動画の中でも説明していますが、編集におけるディレクションは
“企業の意図を映像として正しく再現するための調整作業”
です。
● 編集者は“企業の背景”を知らない
編集者は技術のプロですが、
企業の課題や空気感、採用の悩みまでは把握していません。
そのため、編集者だけで進めると、
・綺麗だけど伝わらない動画
・情報は多いが印象が薄い動画
になりやすい傾向があります。
ここで必要なのが、
“意図を翻訳して編集者に渡すディレクション” です。
● 1カットの選び方で会社の印象が変わる
同じ社員の映像でも…
・笑っている瞬間
・真剣な表情
・仕事に集中している顔
・リラックスした瞬間
どれを採用するかで、企業イメージはまったく変わります。
ここを判断するのもディレクションです。
▼ 企業側が編集段階で見るべきポイントは3つ
● 伝えたいことが3つにまとまっているか
● 第三者でも理解しやすい流れになっているか
● 感情が自然に動く動画になっているか
細かな映像表現(色味、秒数カットなど)はプロに任せた方が仕上がりがよくなります。
4. 最終判断と品質保証(見えないけれど最も重要)
動画内でもお伝えしていますが、
最終調整は制作工程の中で最も繊細で重要なパートです。
● 私たちが最終チェックで見ていること
・目的と内容がズレていないか
・言葉と映像が噛み合っているか
・テンポは適切か
・余計な情報が入っていないか
・視聴者がストレスなく見られるか
単なる「微調整」ではなく
全体の整合性と完成度を引き上げる作業
を行っています。
■ まとめ
ディレクション費とは、
撮影や編集を“成果につなげるための設計・判断・調整”に対する費用です。
目に見えづらい項目ですが、
動画制作がうまくいくかどうかは、この工程の質に大きく左右されます。
・目的の整理
・構成の設計
・撮影現場の誘導
・編集の調整
・最終判断
これらが揃って初めて、
企業の意図が“伝わる動画”として完成します。
■ お問い合わせ
動画制作について、
「どこから相談していいか分からない」
「まだ企画は固まっていない」
という段階でもまったく問題ありません。
株式会社トラストスタジオでは、
目的の整理から企画づくり、見積もりの比較検討まで、
どの段階からでも気軽にご相談いただけます。
・まだ社内で意見がまとまっていない
・予算感だけ知りたい
・他社との違いが分からない
・撮影の流れを知りたい
そんなご相談でも大歓迎です。
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